星野 博美

ノンフィクション作家・写真家

1966年東京都生まれ。香港滞在の経験を記した「転がる香港に苔は生えない」が大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。 モンゴルで落馬して腕を骨折したことがある。帰国するまで骨折だと気づかなかった。

馬との出会いは免許合宿

星野さんは40代で免許をとろうと思い立ち、馬場が隣にある(!)五島の自動車学校へ。
車の運転に苦戦しているうちに馬のほうが好きになってしまったそう。

日本の馬産業の中心は競馬

日本で目にする馬は、ほとんどがサラブレッド。
これは、競走馬の候補として生まれてくる馬がほとんどだからだそう。
日本の在来馬のほとんどは、戦争で死んでしまった。
馬文化のある地域の馬は、人間のサイズと馬のサイズがぴったりあってるそう。
モンゴル馬やキルギスの馬は、サラブレッドより小さいらしい。

相馬野馬追

ラジオで聞いていたら「相馬の馬追」かと思ったけど「相馬野馬追」でした。
1,000年の歴史を持つ伝統行事。もとは野良馬をつかった軍事演習だった。
いまでも福島県の南相馬市「雲雀ヶ原祭場地」で続く神事。

侍が降臨してしまう参加者の話、おもしろかった。

亀田の柿の種とおなじ

歴史を重んじる側面もあれば時代に合わせて柔軟にマイナーアップデートしていくのも野馬追のおもしろいところ。
1,000年続くのには理由があるんですね、亀田の柿の種と一緒、と仰ってました。

震災と野馬追

震災やコロナ禍など、この15年は野馬追の存続にはたくさんの困難があった。

浪江町などは、まだ帰還困難区域が残っている。
避難先で暮らしを再建した人も多いなか、野馬追に参加するために故郷に人が集まる、地域に重要なイベントになっている。